こんにちは、shihoです。
今日は、久しぶりとなるコピペLP案件のオファーを見つけたので、検証していきたいとおもいます。
今回、検証していくのは吉田優のTURN OVER(ターンオーバー)という企画。
なんと「毎日5万円があなたのものに」らしいです。
どうも、日経225の先物取引がビジネスモデルのようですが…
詐欺の可能性はないのか、口コミや評判を探しつつ、客観的にレビューをしていきたいとおもいます。
吉田優とは何者!?経歴やプロフィールをwiki風にまとめてみた
まずは、TURN OVER(ターンオーバー)の仕掛け人である吉田優の経歴を見ていきましょう。
吉田優は、登録後に視聴できる動画で「プライベートバンカー」と紹介されています。
プロフィールは以下の通り。
- 一橋大学法学部を卒業
- 中央三井信託銀行に勤務
こうしたオファーの仕掛け人、ほとんどの方が証券会社か銀行への勤務を経験されているようですね。
よくあるのは海外の企業ですが、吉田優は日本の、しかも中央三井信託銀行と名前まで出しています。
これらの経歴が真実であるかについては、はっきりとしたことはわかりません。
ただ、「吉田優」でいくら検索しても、今回のTURN OVER関連以外の情報がまったくと言っていいほど出てこないんですよね…。
吉田優のTURN OVER(ターンオーバー)は詐欺で稼げない危険な案件!?【日経225の先物取引?VirtueForex(ヴァーチュフォレックス)案件注意!】
早速、今回取り上げる吉田優のTURN OVER(ターンオーバー)について、詳しく調査してみました。
これによると、吉田優のTURN OVER(ターンオーバー)は「毎日5万円があなたのものに」というもの。
LPによるとTURN OVERの特徴は、「日本では数少ない、無料の資産構築アプリ」というものでした。
具体的なビジネスモデルは明らかにしていません。
ただし、稼げている証拠画像として使われていた通帳の写真には、『VIRTUE』の文字がありました。
このことから、使用する証券会社はVirtueForex(ヴァーチュフォレックス)で間違いなさそうです。
この会社、実はかなり危険と言われています。
というのも、
- 所在地はロンドン
- 代表者は中国人(と思われる)
- 「VirtueForex(ヴァーチュフォレックス)」公式HPへのアクセスは96%が日本人
- 法人検索すると「Dormant Company(休眠会社)」と出る
- イギリスでの金融機関登録がされていない
と、「日本人をターゲットにした架空の会社」の線が濃厚なんです。
さらに2019年11月15日、こんなニュースが。
なんと、関東財務局から「無登録」を理由に警告を受けています。
関東財務局は財務省の地方支部にあたるので、このニュースは普通に公的機関の文書です。
こういった会社を利用している時点で、TURN OVER(ターンオーバー)もかなり信用度の低い案件であると言わざるを得ません。
なお、登録を進めると日経225の先物取引を連想させる情報も入手できました。
このことから、TURN OVERのビジネスモデルは、日経225のシグナルツールという可能性が高そうです。
ちなみに、便宜上「シグナルツール」と言いましたが、登録後にダウンロードと称して飛ばされたブラウザページに、かなりお粗末な「取引ゲーム」があるだけです。
チャートも何も表示されておらず、「Short」「Long」の2つのボタンがあるだけですね。
ちなみに、これらの情報やずさんなツール(笑)、後述する根拠も含めると、2020年にオファーされていた『林田大地のENCOUNTER(エンカウンター)』や『熊田昭彦のPARTNERS(パートナーズ)』とほぼまったく同じ内容であることがわかります。
焼き増し案件の可能性も視野に入れ、十分に注意する必要がありそうです。
特定商取引法に基づく表示をチェック!
こういった商材を調べる際、「特定商取引に関する法律(特定商取引法)」に基づいて必要な情報が記載されているかは、重要なチェック項目です。
吉田優のTURN OVER(ターンオーバー)の販売会社は「株式会社エスカーリー」、販売責任者は「吉田優」となっています。
株式会社エスカーリーについては、同じく大阪に法人登録された会社がありましたが、下記の住所とは異なるため、同一会社かははっきりとしません。
所在地は下記の通り。
大阪府大阪市淀川区西中島6-3-24
私書箱サービスですね。
簡単に言うと、誰でも利用できるバーチャルオフィスみたいなものです。
吉田優の「TURN OVER(ターンオーバー)」の評判や口コミは?【コピペLP案件!】
現在のところ、吉田優のTURN OVER(ターンオーバー)については、口コミや評判は出回っていない状況です。
始まったばかりのオファーであるため、登録者が少ない&まだ実際のセールスがはじまっていないのだと考えています。
ただし、この案件については、悪評が出回ることが予想されます。
というのも、このオファーがコピペLPだったからです。
このサイトでは、何度かご紹介させていただきました。
大阪を中心とする詐欺系のオファーでは、「詐欺商材用のLPテンプレート」が出回っている模様。
そしてこのテンプレートを使用したオファーのほとんどが、実際には稼げない詐欺案件であることが確認できています。
過去に検証した、
なんかがこのLPテンプレートを使用していました。
LPテンプレートの見分け方はいくつかありますが、代表的なのは「特商法のページ」ですね。
▼これが林田大地のENCOUNTER(エンカウンター)
▼こっちは朝倉直人のDRIVEN(ドリブン)
▼堀内誠のADVANCE(アドバンス)
▼熊田昭彦のPARTNERS(パートナーズ)
▼西野智紀のMOVEMENT(ムーブメント)
▼そして今回検証した吉田優のTURN OVER(ターンオーバー)
ページの構成や文字サイズ、各項目の文言まですべてそのまんまです。
ちなみに、上の3つは文中の誤字まで同じでしたが、最近の案件はその部分をきちんと修正しているようですね。
とはいえ、疑いようがないほどに完全にコピペです。
また、このLPテンプレートは、htmlソース(LPの設計図)を確認すると
「 ←削除すると動作しません」
という、設計者のコメントも残っているんですよね。
もちろん、TURN OVER(ターンオーバー)も過去の案件と同様、しっかりその設計者コメントが残されていました。
ちなみに、以前私のサイトを見た方から相談を受けたことがあります。
その方は、林田大地のENCOUNTER(エンカウンター)に騙されたとのことでした。
電話越しにクレジットカードで決済させられてしまい、15万円を失ったそうです。
キャンセルの電話もつながらず、連絡がついた時には「すでに手続きが終わっているのでキャンセルできない」と言われてしまいました。
今回の案件についても、まったく同じ流れが予想できますね。
迂闊に登録を進めないよう、十分注意してください!
私としては1件も口コミが出ないでほしいと思っています。
「騙されました…」みたいな口コミを書くことになってしまう人が現れないことを祈るばかりです。
【shihoの結論】吉田優のTURN OVER(ターンオーバー)は本当に稼げるのか。
私の結論として、今のところ、吉田優のTURN OVER(ターンオーバー)は、まったく稼げない案件の可能性が高いと判断しました。
「毎日5万円があなたのものに」みたいな謳い文句で客を集めようとしていますが、悪評高いコピペLP案件というのが大きいですね。
また、LPに限らず雑なブラウザゲームを「ツール」として提供したり、登録後に視聴できる動画の構成など含め、全体的に焼き増し感が強いんです。
というよりも、大阪近辺で「情報商材詐欺のスターターセット」みたいな感じで売買されてるんじゃないかとすら勘繰ってしまうレベル。
この案件についても、「実際に稼げた」と言った評判は聞かないんですよね…。
こうした理由もあって、私がこの案件に手を出すことはありません!