こんにちは、shihoです。
今日は久しぶりに、カジノ系のオファーを見つけたので検証していきたいとおもいます。
今回、検証していくのは天野健志のSUCCESSOR(サクセサー)という企画。
なんと「年収1,000万円到達不可避」らしいです。
どうやらビジネスモデルはオンラインバカラのようですが、賭け事で年収1,000万円はかなり無理があるのでは…
また、仕掛け人は過去案件の動画内で「中学校前を危険運転する」という思い切った行動を見せてくれました。
詐欺の可能性はないのか、口コミや評判を探しつつ、客観的にレビューをしていきたいとおもいます。
天野健志とは何者!?経歴やプロフィールをwiki風にまとめてみた【危険運転を動画で自慢!?】
まずは、SUCCESSOR(サクセサー)の仕掛け人である天野健志の経歴を見ていきましょう。
LPによると、天野健志のプロフィールは次の通り。
- 地方の偏差値30の工業高校を卒業
- 上京後は数ヶ月間マンガ喫茶で暮らす
- サラリーマンとして低賃金で働き始める
- その際、副業としてネットビジネスを始めるが失敗により借金を抱える
- 畑岡宏光と出会い、人生逆転
ビジネスに失敗するも、いい師匠に巡り合えたおかげでうまくいった、というストーリーですね。
ただ、この経歴には違和感があります。
というのも、天野健志による過去案件「THE VICTORY(ザ・ビクトリー)」では、以下のようにプロフィールが紹介されていました。
- 佐賀県出身
- 光通信の営業会社に就くも退職
- 派遣を経て、証券会社に入社
- 2018年にVICTORYアプリを開発
今回のプロフィールと、微妙に整合性が取れない気がします。
どちらの経歴も真とするならば、次のような人生を歩んだという事でしょうか?
- 佐賀県の偏差値30の工業高校を卒業
- 上京して光通信会社に就職するが、家は持たずにマンガ喫茶暮らし
- あるいは就職の当てもなく上京し、マンガ喫茶で暮らしながら光通信会社への入社を果たした
- 低賃金だったため副業を始めるも失敗して借金まみれ
- 借金もあるのに光通信会社を退職?
- 派遣から証券会社に入社
- 師匠に出会い人生逆転
…ハチャメチャでは?w
特に、光通信会社を退職した意味が分かりませんね
もしかすると、最初のネットビジネスで少しだけうまくいき、それを機に退職したが、直後に失敗して借金まみれ…という流れはあるかもしれません。
それでも、派遣から証券会社に入社したり、その傍ら数々の投資アプリを開発したりと、かなり盛りだくさんな設定です。
そんな天野健志ですが、過去案件の動画では、都道319号線(港区立青山中学校の前)を運転中に、動画撮影しながら時折ハンドルから手を放している様子が映っています。
片側4車線、しかも交差点の真ん中でよそ見すんな
普通に危険運転なんじゃないでしょうか…
天野健志のSUCCESSOR(サクセサー)は詐欺で稼げない危険な案件!?【ビジネスモデルはオンラインバカラ!】
早速、今回取り上げる天野健志のSUCCESSOR(サクセサー)について、詳しく調査してみました。
これによると、天野健志のSUCCESSOR(サクセサー)は「年収1,000万円到達不可避」というもの。
どんな方法を使って、どのくらいの時間&労力で稼げるのかは全く明かされていません。
仕方がないので登録を進めてみると、どうやらビジネスモデルがオンラインバカラであるという事がわかりました。
ちなみに、バカラはカードゲームの一種を指します。
いわゆる、賭け事ってことですね。
しかも、バカラは賭ける人が何かできるわけではなく、技術や心理戦が介入しない完全な運ゲーと言われています。
簡単なルールは下の通り。
- 「バンカー」と「プレイヤー」の架空の2人がカードの大小を競う
- A~9はそれぞれの数字、10, J, Q, Kは0で計算
- 「バンカー」と「プレイヤー」にそれぞれ2~3枚のカードが配られる
- 配られたカードを合計し、1桁目の数字が大きいほうが勝利
- 参加者は「バンカー」、「プレイヤー」、「タイ(引き分け)」のいずれかに賭け、当たった場合は配当がもらえる
要は、競馬のように、他人の対戦を見て勝つ方を予想するわけですね。
競馬と違うのは、「馬」や「騎手」といった情報がなく、ディーラーの配るカードを眺めるだけで決めなければならないということ。
※過去に場に出たカードの履歴といった情報はある
このルールを見るとわかるかもしれませんが、「バカラで必ず勝つ」というのはほぼ無理だと言えるでしょう。
ちなみに、配当金額は運営や細かいルールによって異なりますが、
・「バンカー」の勝利に賭けて当たる:0.95倍(手数料による)
・「プレイヤー」の勝利に賭けて当たる:1倍
・「タイ(引き分け)」に賭けて当たる:8倍
となっています。
※このほか、「ペア」や「ビッグ・スモール」などに賭けられるルールもあり
もちろん、昔からあるゲームなので、確立などを計算している人もいます。
その結果、
バンカー側が勝つ確率:45.86%
プレイヤー側が勝つ確率:44.62%
タイが出る確率:9.52%
という計算が一般的ですね。
なお、「バンカー」か「プレイヤー」のどちらか一方に賭け続けたとしても、確率論では最終的に損をすることがわかっています(手数料なども考慮に入れる)。
話がそれてしまいましたが、上記のような理由から、個人的には「バカラで年収1,000万円を稼ぐ」なんて言うのは夢物語もいいところだと考えています。
特定商取引法に基づく表示をチェック!【販売会社に不審点あり?】
こういった商材を調べる際、「特定商取引に関する法律(特定商取引法)」に基づいて必要な情報が記載されているかは、重要なチェック項目です。
天野健志のSUCCESSOR(サクセサー)の販売会社「Will合同会社」、運営責任者は「天野健志」となっています。
Will合同会社は、2020年1月に法人登録された、比較的新しい会社です。
過去には、「桐生亜紀のUNION(ユニオン)」というオファーを出していましたね。
業務内容は、情報商材の販売やコンサルなどを請け負っている模様。
HPでは転売や情報商材の販売のメリットなどを紹介しています。
また、「副業辞典2020」というDVDを、約5万円で販売していますね…。
所在地は下記の通り。
東京都品川区東五反田5-2-4AXASレジデンス目黒1301
家賃が10万円ほどの、賃貸マンションです。
なお、「Will合同会社」と「アイテック合同会社」は、HPに同じ画像や同じ文章を掲載しています。
例えば、上で紹介した「副業辞典2020」の写真。
全く同じ画像を使用していますね。
アイテック合同会社は法人登録している時期も住所も異なりますが、「品川区五反田」に会社を置いているという点は共通しています。
また、アイテック合同会社はトップページで、「ブログ記事の作り方」といったコンテンツを公開しています。
しかし、その内容はWill合同会社と全く同じなんですよね。
▼こっちがアイテック合同会社
▼こちらがWill合同会社
一字一句、完全に同じです。
もはやコピペですね。
ちなみに、見出しに使用されている画像(金髪女性がベッドでタブレットを操作している)も、まったく同じものを使っていました。
後から公開されたアイテック合同会社がパクった、ということもあるかもしれません。
しかし、販売物である「副業辞典2020」の画像まで流用するとは考えづらいですよね。
だとすると、アイテック合同会社とWill合同会社は、元が同じ、あるいは名前や住所を変えただけの同一会社という可能性が高そうです。
そしてこのアイテック合同会社は、過去に以下のオファーを出していました。
・藤沢琴音のTHE FANFARE PROJECT(ザ・ファンファーレプロジェクト)
天野健志の「SUCCESSOR(サクセサー)」の評判や口コミは?
現在のところ、天野健志のSUCCESSOR(サクセサー)については、口コミや評判は出回っていない状況です。
始まったばかりのオファーであるため、登録者が少ない&まだ実際のセールスがはじまっていないのだと考えています。
ただし、天野健志やWill合同会社が出してきた数々のオファーで、「実際に稼げました!」という口コミを見つけることはできませんでした。
これだけ多くの案件を出しておいて、まったく反響がないのはおかしな話ですよね…
私としては1件も口コミが出ないでほしいと思っています。
「騙されました…」みたいな口コミを書くことになってしまう人が現れないことを祈るばかりです。
【shihoの結論】天野健志のSUCCESSOR(サクセサー)は本当に稼げるのか。
私の結論として、今のところ、天野健志のSUCCESSOR(サクセサー)は、まったく稼げない案件の可能性が高いと判断しました。
「年収1,000万円到達不可避」みたいな謳い文句で集客していますが、その実態は賭け事です。
個人的には、賭け事に絶対はないものと思っています。
いくらAIが発達しようが、優れたプログラムを組もうが、ディーラーのさじ加減でひっくり返ってしまうのではないでしょうか?
そうした理由もあって、私がこの案件に手を出すことはありません!