こんにちは、shihoです。
今、1年ほど前に流行った仮想通貨詐欺の話題が再燃していますね。
せっかくなので、これまでの経緯を含めて、検証していきたいとおもいます。
今回、検証していくのは川口裕貴(かわぐちゆうき)のVRBウォレットという企画。
「最大月利25%」という、すさまじい利率を売りに、利用者を集めました。
仮想通貨ウォレットをビジネスモデルにしていましたが、わずか数ヶ月で出金停止という事態に…。
詐欺の可能性はないのか、口コミや評判を探しつつ、客観的にレビューをしていきたいとおもいます。
川口裕貴(かわぐちゆうき)とは何者!?経歴やプロフィールをwiki風にまとめてみた
まずは、VRBウォレットの仕掛け人である川口裕貴(かわぐちゆうき)の経歴を見ていきましょう。
この人物について、詳しいことはわかっていません。
VRBウォレットというオファーを出し、多くの人々から多額の資金を騙し取った、とされています。
最近ではLINEでのやり取りもリークされており、
「インチキです」
という詐欺を認めるような発言もありました。
今回の件は被害者が相当数いるうえ、SNSなどでインフルエンサーが大々的に取り上げるなどしていることから、大事になりそうな予感…。
もしそうなれば、川口裕貴が白日の下にさらされる日も近いかもしれませんね!
川口裕貴(かわぐちゆうき)のVRBウォレットは詐欺で稼げない危険な案件!?【仮想通貨を利用したポンジスキーム?】
早速、今回取り上げる川口裕貴(かわぐちゆうき)のVRBウォレットについて、詳しく調査してみました。
これによると、川口裕貴(かわぐちゆうき)のVRBウォレットは「最大月利25%」というもの。
時系列順に、解説していきます。
2019年7月3日、「配当型ウォレット」としてVRBウォレットのオファーがスタートしました。
配当型ウォレットとは、仮想通貨を預け入れておくお財布のようなシステム。
このお財布に、自分の所有している仮想通貨を入れておくと、運営者(今回の場合は川口裕貴)がそれを資産運用し、増やしてくれるというものです。
VRBウォレットには2つのコースがあり、投資額が
・100~5,000ドル(約11,000~550,000円)
・5,001ドル以上(約550,110円)
で別れていました。
上のコースは月利9~15%、下のコースでは月利15~25%にも及ぶと大きく宣伝していた模様。
このオファーは、55万円という大きな資金を運用すればより高いリターンを見込める、という魅力の他、1万円という少額で誰でも始められる、という気軽さも被害を拡大させる要因でした。
またVRBウォレットは、アメリカの大手金融企業「コメリカ銀行」の子会社である、と謳っていました。
コメリカ銀行はかなり信用のおける銀行だったので、「それなら安心だ」と利用を始めた人も多いのではないでしょうか。
ところが、2019年9月30日、利用者を驚かせる事態が発生します。
それが、以下のニュースです。
https://t.co/G7zd6l1COU | #ComericaBank says no affiliation with $VRB #cryptocurrency scheme
— CryptoNinjas (@crypto_ninjas) September 30, 2019
なんとコメリカ銀行が、VRBウォレットとの関係を公式に否定しました。
コメリカ銀行は、VRB暗号通貨とは提携関係がなく(関係性が)偽造されていると繰り返し述べています
ニュースを邦訳後、一部抜粋
このニュースをきっかけに、VRBウォレットがずぶずぶと怪しくなっていきます。
まず、アプリが起動できないという問題が発生しました。
翌日には起動できるようになりましたが、今度は出金ができず、資産を差し押さえられたかのような状況に陥ります。
そしてとうとう10月12日、3か月間のサービス停止を発表しました。
もちろん、サービス停止中も出金はできず、お金は奪われたままの状態です。
ちなみに、3か月以上たった今も、サービスは復活していないようで、運営からはいまだに音沙汰がないとのこと…。
仮想通貨を利用したポンジスキーム?
では、なぜこのような状況になってしまったのでしょうか?
現在では、VRBウォレットはポンジスキームだったのではないか、とウワサされています。
ポンジスキームとは、「資産運用する」と言って集めたお金を、運用せずに配当に回すことです。
運営者は、出資者に配当金を支払う必要があります。
しかし、資産運用で高額な配当金を毎月稼ぐのは並大抵のことではありません。
そこで、出資者をどんどん増やし、その人たちの出資金を、運用せずにそのまま配当金として再配布するという方法がポンジスキームです。
もちろん、この方法が成り立つのは、常に新規顧客が入り続ける必要があります。
そうでなければ資金が足りなくなり、配当金を支払えなくなるからです。
そしてVRBウォレットの場合、コメリカ銀行が公式に関係を否定した瞬間、新規顧客の獲得が難しくなり、破綻したと思われます。
このオファーでは、顧客を増やすためにマルチ商法まがいのキャンペーンを行っていました。
つまり、利用者が他の利用者を誘うことで、月利にボーナスがつくというサービスです。
これによって、騙された人は友人や家族を紹介し、より多くの利益を得ようと顧客を増やしてしまいました。
これが、VRBの被害を拡大させた、大きな原因の一つですね。
ちなみに、VRBウォレットのLPは、現在消えています。
特定商取引法に基づく表示をチェック!
こういった商材を調べる際、「特定商取引に関する法律(特定商取引法)」に基づいて必要な情報が記載されているかは、重要なチェック項目です。
川口裕貴(かわぐちゆうき)のVRBウォレットの販売会社などはまだ判明していません。
判明しましたら「いつから法人として運営されているのか、責任者は誰なのか、所在地はどこなのか」など詳しい情報を追記していきます。
川口裕貴(かわぐちゆうき)の「VRBウォレット」の評判や口コミは?
川口裕貴(かわぐちゆうき)のVRBウォレットについては、かなりの口コミや評判が出回っています。
紹介した人も『俺は運営と繋がってるから辞め時も完璧』なんて豪語していましたが、結局逃げられたのは一部。自分らはグループ全員で大損をこきました。
3カ月のサービス停止期間を過ぎても何の連絡もなく、どうしたらいいのかもわかりません。と言うか、とっくに諦めています。
このほかにも、100万円以上を入金した直後にサービスが停止した、300万円騙し取られた、などの被害報告も出回っています。
これだけの大事なので、ぜひきちんと捜査し、被害者の元にお金を戻してほしいですね!
【shihoの結論】川口裕貴(かわぐちゆうき)のVRBウォレットは本当に稼げるのか。
私の結論として、川口裕貴(かわぐちゆうき)のVRBウォレットは、まったく稼げない案件であった判断しました。
「最大月利25%」みたいな謳い文句や、マルチ商法まがいの方法で多額の資金を集めましたが、いざとなるとサービスを停止して音信不通…。
SNSや掲示板などには、この案件による被害者が多くの報告を上げています。
一刻も早く真実を暴き、被害者の元にお金が戻ってくるよう願いたいですね!